エボラ感染最大140万人も…有効対策ない場合

【ニューヨーク=中島達雄】米疾病対策センターCDC)は23日、西アフリカで拡大中のエボラ出血熱について、今後も有効な対策が講じられない場合、リベリアシエラレオネで感染者数が来年1月に計55万~140万人に達する恐れがあるとの推計を発表した。

 先月末までの感染者数の推移データを利用して計算した。両国の感染者数は、20日で2倍程度のペースで増えており、今後もこの状況が続くと仮定した。現時点でも、実際の感染者数は、確認された感染者数の2・5倍に及ぶ可能性があるという。

 CDCは「適切な治療を受けられる施設を増やしたり、死者を埋葬する前に遺体を手で洗う風習を改めたりすれば、感染者数は減る」と分析しており、感染拡大対策が急務だという。

 

 

感染者が増え続けていますね。

その地域独自の風習や習慣もその一因のようです。